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補助抗癌剤治療の考え方

  1. ID-1822
  2. ID-1770
  3. ID-1274
  4. ID-1035
  5. ID-807
  6. ID-231

【 ID-1274 】

ID ID-1274 性別 女性 年齢 43歳
病 名 大腸癌 進行度 再発
手術歴 - -
放射線
治療歴
- -
抗癌剤
治療歴
- -
現在、最も辛い症状

現在は、健康状態です。

相談その1

 ID 611,628,1225 で相談をしました、Q1です。
 先日、主治医に5FU+LVを先にやりたいといいますと、5FU+LVは、塩酸イリノテカンよりも副作用が強い・・・。それに、患者の希望通りできない。どうしても塩酸イリノテカンをやりたいようです。
 5FU+LVをするには転院するしかないようです。リンパ節への転移件は、主治医は以前からある物で1年以上大きくなっていない。今回、インフルエンザにかかっていたのでそのせいで大きく写ったのではとの事でした。念のため明日CT検査を受けます。
 今回、お聞きしたいのは、リンパ節に転移がなかったとして、もし平岩先生が補助療法をおこなうとしたら、
 最初、5FU+LVの場合と塩酸イリノテカンの場合の量をどの位に設定しますか?
 また、どのくらいの期間に?
 一般論で結構です。体重は43kgです。
 副作用は、抗癌剤の場合投与する量によるのでは?

相談その2

 妻の場合、腫瘍マーカーは、正常域で上がっていません。妻のような場合、何を目安に抗癌剤の効果の見極めをすれば、良いのでしょうか?


平岩 正樹 先生の回答

 私は、他の医者から、「イリノテカンを好んで使う医者」と昔からレッテルが貼られているかもしれません。それでも御質問の大腸癌の場合は「5FU+LV」を使います。圧倒的に副作用が起こりにくいからです。

 しかしイリノテカンが間違っているというわけでもありませんから、主治医の方針に従うことも選択肢の一つです。

 量に関しては、お答えできません。意地悪を言っているのではなく、「一般論」としても、薬量固定治療は劣った治療だからです。たとえば4月26日(東京の場合)に発売予定の「週刊現代」の私の連載『読む抗癌剤』に紹介した「治療の軌道修正」を参考にしてみてください。その理由が理解していただけると思います。多ければよい、少なければよいというものでは決してありません。

 御相談の場合の抗癌剤治療は「補助抗癌剤治療」と呼ぶ範疇に属すものです。
 この際の考え方は、ID−1035、ID−807、ID−231、ID−10等に対する回答を参考にしてください。

 

 


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